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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻6号

1975年06月発行

文献概要

原著

皮膚のコロイド変性—症例報告

著者: 川島愛雄1 松原為明1 金原武司1 広根孝衛1 北村清隆2 飛見昭子2 林敏3 大久保達也4

所属機関: 1金沢大学医学部皮膚科学教室 2国立金沢病院皮膚科 3国立療養所金沢若松園 4神戸大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.449 - P.458

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 皮膚コロイド変性(局面型)の1例を述べた.病巣に見られるコロイド物質は組織化学的に一種の糖蛋白と推定された.この物は電顕的には直径60〜100Aの細線維と低電子密度の間質から成つていた.生化学的分析の成績では酸性粘液多糖体は証明されず,いわゆるシアロムコイドである可能性が考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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