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原著
Porphyria Cutanea Tarda Symptomaticaの1例
著者: 萩山正治1 小野公義2
所属機関: 1岡山大学医学部皮膚科教室 2姫路赤十字病院皮膚科
ページ範囲:P.557 - P.562
文献購入ページに移動2) Band spectrum照射装置を用い単色光照射を行つたところ,照射直後373〜419nmに軽度の紅斑を伴つた膨疹が認められた.このうち404nmの膨疹は最も強く,この反応を惹起する最少エネルギー量は2.93×107erg・scc/cm2であった.
3)肝生検で肝組織片は赤色螢光発色した.その組織所見では,脂肪変性と線維化があり,鉄染色でヘモジデリンの沈着がみられ,アルコールによる慢性肝炎像と診断された.
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