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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻7号

1975年07月発行

原著

播種性帯状疱疹と胃癌との合併症例

著者: 相模成一郎1 古川裕夫1 榊原嘉彦1 稲富昭子1 熊田道子1

所属機関: 1大津赤十字病院

ページ範囲:P.569 - P.573

文献概要

 播種性帯状疱疹と胃癌との合併症例を記載した.播種状帯状疱疹は右眼神経領域における典型的な帯状疱疹の発症後7日目に出現したため,免疫異常と内臓悪性腫瘍とを疑い精査したところIgMの低値,DNCBの貼布試験の陰性,および,胃癌の存在を証明した.播種性帯状疱疹と胃癌との発症誘因として免疫異常に注目し,文献を参考にして私見を述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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