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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻8号

1975年08月発行

文献概要

原著

先天性示指爪甲欠損症の2例

著者: 東禹彦1 池上隆彦1 朝田康夫1

所属機関: 1関西医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.699 - P.701

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 1歳11カ月および5カ月女児に認められた先天性示指爪甲欠損症の2例を報告した.先天性示指爪甲欠損症は礒により命名されたもので,自験例を含めて本邦で13例になる.その特徴は生下時より両示指爪甲に形成異常を認める以外には骨,関節などに異常はなく,遺伝関係も異常がないということである.爪甲欠損の型は無爪型,矮爪型および多爪型の型が知られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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