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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科30巻10号

1976年10月発行

文献概要

原著

リンパ管造影に併発した特異な紅斑—3例の報告

著者: 大槻典男1 金原武司1 川島愛雄1 松井修2 三崎俊光3

所属機関: 1金沢大学医学部皮膚科学教室 2金沢大学医学部放射線科学教室 3金沢大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.773 - P.777

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 油性造影剤によるリンパ管造影法実施後,下肢リンパ行に一致すると思われる帯状紅斑を生じた3例を述べた.うち1例では,紅斑の走行にほぼ一致してリンパ管の内外に造影剤の異常な残留が見られた.紅斑の発生機序として,造影剤に因るspontaneous flare-up 現象が推測された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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