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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科30巻8号

1976年08月発行

文献概要

綜説

血管内皮の構造と機能

著者: 竹重順夫1

所属機関: 1久留米大学医学部第一解剖学教室

ページ範囲:P.581 - P.588

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 血管内皮は単なる被覆上皮ではなく,物質交換の様々な機能的意義を分担しており,血管の種類や場所によつても意義が異なることは言うまでもなく,近年の血管病理・生理学の進展に応じ,内皮の微細構造の正確な把握が従来以上に要求されるようになつた.
 近年,走査電子顕微鏡(SEM)が医学生物学に応用されるようになり,血管内皮を表面から一度に広範囲に観察出来るようになつて,従来透過電子顕微鏡(TEM)で見すごしてしまわれたいろいろの所見が把握出来るようになつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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