文献詳細
文献概要
薬剤
5-Fluorocytosineで奏効したクロモミコーシスの1例
著者: 久保勇治1 中嶋弘1
所属機関: 1横浜市立大学医学部皮膚科教室
ページ範囲:P.653 - P.657
文献購入ページに移動 クロモミコーシスの治療には外科的療法とアンホテリシンBの局注ないし点滴静注療法が広く行われてきたが,最近Hoffmann-La Roche社で開発された5—Fluorocytosine (5FC)が出現して以来,その主役の座は5FCに移行した感がある.
我々も最近,51歳,女性のおそらくは自家接種によると思われるクロモミコーシスに5FCを使用したところ,顕著な効果がみられ,治療中止後6カ月に至るも再発をみない1例を経験したので報告する.
我々も最近,51歳,女性のおそらくは自家接種によると思われるクロモミコーシスに5FCを使用したところ,顕著な効果がみられ,治療中止後6カ月に至るも再発をみない1例を経験したので報告する.
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