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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科31巻2号

1977年02月発行

文献概要

原著

Nevoid Basal Cell Epithelioma Syndrome—角化過程の異常および表皮性の嚢腫のHistopathogenesis

著者: 新井春枝1

所属機関: 1北里大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.137 - P.143

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 母斑性基底細胞上皮腫症候群の症例に多発した表皮性の嚢腫を病理組織学的に検討した.
 種々な嚢腫の中にはepidermoidおよびtrichilemmal keratinizationに基く表皮および毛嚢性嚢腫の他に,毛母近位のportion Bの内毛根鞘細胞の角化が関与すると考えられる嚢腫もあつた.また嚢腫壁の構成細胞が増殖し,病理組織学的に基底細胞上皮腫の所見を示すものがあつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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