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リンパ管腫についての再考按
著者: 大熊守也1
所属機関: 1近畿大学
ページ範囲:P.353 - P.353
文献購入ページに移動 リンパ管腫は比較的まれな疾患なため報告例も少なく,皮膚科医の関心も少ないが故にこの疾患に対して間違つた考え方などが散見されるのでもう一度初めから考え直してみたいと思う.
分類 Wegner (1877)は単純性,海綿状,嚢腫状の3つに分類しこれが一般に用いられているが,McCartly (1940)はこれにcellularor hypertrophicとdiffuse systemicの2つを加えている.Peachey(1970)は,65例を集めた結果,classical lymphangioma circumsc—riptum, localized lymphangiomacircumscriptum, spongy typeの3つに分類した.
分類 Wegner (1877)は単純性,海綿状,嚢腫状の3つに分類しこれが一般に用いられているが,McCartly (1940)はこれにcellularor hypertrophicとdiffuse systemicの2つを加えている.Peachey(1970)は,65例を集めた結果,classical lymphangioma circumsc—riptum, localized lymphangiomacircumscriptum, spongy typeの3つに分類した.
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