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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科31巻5号

1977年05月発行

原著

Nevoid Basal Cell Epithelioma Syndrome(第4報)—皮膚附属器および中胚葉系の所見

著者: 新井春枝1

所属機関: 1北里大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.373 - P.379

文献概要

 中胚葉系病変として結合織母斑と脈管性母斑がみられ,かつ臨床上正常とみなされる部位にも,組織学的に結合織の異常,異所性石灰化および脈管等の変化がみられた.
 種々な外胚葉系皮膚病巣の形成に間葉系が関与していると思われる所見が得られた.
 病変部および正常部の病理組織学的所見から,本症を外胚葉—中胚葉系に系統的異常を有する母斑症とみなした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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