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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科32巻11号

1978年11月発行

原著

多発性Bowen病について

著者: 大山勝郎1 桑原宏始2 浜田尚徳

所属機関: 1熊本大学医学部皮膚科教室 2大分県立病院皮膚科

ページ範囲:P.931 - P.938

文献概要

 職業性砒素中毒症が疑われる76歳男子に多発性Bowen病が生じ,恥骨部のBowen病病巣が4年後Bowen癌に進展した1例を報告した.本邦報告の多発性Bowen病を蒐集し,砒素との関係,悪性腫瘍の合併について検討したところ,砒素と関連するものが多く,また皮膚悪性腫瘍,内臓悪性腫瘍を単発性よりも高頻度に合併する.またBowen病より生じたBowen癌について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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