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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科32巻7号

1978年07月発行

原著

胃切除によって確定診断しえた結節性動脈周囲炎の2例

著者: 吉井田美子1

所属機関: 1東京逓信病院皮膚科

ページ範囲:P.527 - P.533

文献概要

 四肢の感覚異常,関節症状を主訴とし,胃潰瘍の手術を行なって診断の確定した症例Ⅰ,下肢のシビレ,難聴,頭重感を主訴とし,胃癌の手術後診断された症例Ⅱの,胃切除によって胃壁小動脈に壊死性血管炎を認めた2例の結節性動脈周囲炎を報告する.本症の消化管罹患率は比較的高く,消化管の血管造影の診断的価値が見直されているが,それを裏付ける症例である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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