icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科32巻7号

1978年07月発行

文献概要

原著

Sweet症候群—recurrent neutrophilic dermatosis of the face(Whittle)から移行した症例について

著者: 土屋喜久夫1 金子史男1 川岸郁朗1 三浦祐晶1

所属機関: 1北海道大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.567 - P.573

文献購入ページに移動
 約13年間,recurrent neutrophilic dermatosis of the face(Whittle)の症状を繰り返していたが,発熱を伴って両上肢および躯幹に有痛性隆起性紅斑が出現し,Sweet症候群へと移行した44歳女性例を経験した.経時的な検査成績および組織学的変化を述べるとともに,病因論的に感染アレルギー説の立場から,細菌抗原に対する皮内反応および免疫学的諸検査を施行し,streptococcus群に対するhypersensitivityの存在を認め,文献的に考察した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?