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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科32巻9号

1978年09月発行

文献概要

原著

Angioleiomyoma—特にその発達機転に関する知見補遺

著者: 石橋康正12 都留紀子2 井上由紀子2

所属機関: 1東京大学医学部皮膚科学教室 2東京大学医学部附属病院分院皮膚科

ページ範囲:P.705 - P.709

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 Angioleiomyomaは稀ならず遭遇する皮内,皮下の良性腫瘍であるが,多くは下肢に見られ,有痛性であるのを特長とする.
 著者は最近46歳,女子の顔面,鼻根部に拇指頭大の無自覚性腫瘤として現れた,比較的珍らしい症例を経験したので報告した.
 なお,その腫瘤は組織学的に多数の血管腔を形成し,一見海綿状血管腫を思わせる所見を示した.それらの組織像に基いて,angioleiomyomaの本体及びその発達機転につき考察した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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