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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科33巻11号

1979年11月発行

文献概要

原著

片側性母斑性血管拡張症の3例

著者: 東禹彦12 岡田誠慶1 梁瀬恵子1 速水誠1

所属機関: 1関西医科大学皮膚科学教室 2市立堺病院皮膚科

ページ範囲:P.983 - P.988

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 14歳ごろより右上肢,右肩,右胸にくも状血管腫様の血管拡張斑を生じていた女性例,23歳,妊娠3ヵ月頃に右上肢にくも状血管腫様の血管拡張斑を生じた例および25歳ごろから右上肢,右背,右胸にくも状血管腫様の血管拡張斑を生じていた男性例の以上3例を片側性母斑性血管拡張症として報告した.本症は潜在性の母斑で,血中エストロジェン濃度の増加により顕在化するものと考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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