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原著
播種性好酸球性膠原病の2例
著者: 野口知子1 真家興隆1 高橋正昭1 舟生俊夫2 宇塚善郎3
所属機関: 1東北大学医学部皮膚科学教室 2東北大学鳴子分院内科 3東北大学第3内科
ページ範囲:P.1095 - P.1101
文献購入ページに移動第1例は,リューマチ熱やSLEでみられる関節変化によく似た手指関節の変化を示した.
ステロイド,アザチオプリンの併用療法を行い,現在その何れも投与を中止しているが,全身,皮膚症状,検査所見共におちついている.
第2例は,神経症状を伴って発症,抗核抗体陽性,血清補体価の低下がみられたものの,全身症状は比較的軽微に経過した.しかし,誘因なく急速に悪化,死亡した.
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