文献詳細
文献概要
綜説
乾癬
著者: 戸田浄1
所属機関: 1東京逓信病院皮膚科
ページ範囲:P.9 - P.15
文献購入ページに移動 乾癬の発症機序とその確定的な治療法については定説はないが,ここ数年来新しい治療法が試みられ,その中で特にpsoralenと長波長紫外線UVAを使った治療法,いわゆるPUVA療法がその作川機序は不明のままに臨床治療効果が著しいということから米国,ヨーロッバで広く行われるようになった結果,その理論づけと,あわせて問題になっている発癌性にたいする検討も手伝って,発症機序にたいする研究が盛んになった.
PUVA療法の問題は去る1975年のスタンフォードで開かれた国際乾癬学会で取上げられ,1978年のイスラエルの国際乾癬学会でも大きな問題として取上げられ,1977年ローマで開かれた国際光生物学会でもテーマの1つに取上げられた.
PUVA療法の問題は去る1975年のスタンフォードで開かれた国際乾癬学会で取上げられ,1978年のイスラエルの国際乾癬学会でも大きな問題として取上げられ,1977年ローマで開かれた国際光生物学会でもテーマの1つに取上げられた.
掲載誌情報