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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科34巻6号

1980年06月発行

原著

骨病変を伴ったJuvenile Xanthogranulomaの2例—von Recklinghausen病との関連

著者: 井上佳子1 高安進1

所属機関: 1大阪大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.471 - P.473

文献概要

 2歳3ヵ月女児と2歳2ヵ月男児の骨病変を伴ったjuvenile xanthogranulomaの2例を報告した.ともに,右脛骨の偽関節症(整形外科領域ではvon Recklinghausen病に高率にみられる病変として知られる)と,多数のCafe au lait斑を伴う.なお,第1例では母にvon Recklinghausen病,第2例では兄にjuvenile xanthogranuloma, Cafe au lait斑,貧血性母斑,父にCafe au lait斑と貧血性母斑,父方祖母にCafe au lait斑を認め,いずれも,遺伝的関係が濃厚であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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