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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科34巻7号

1980年07月発行

薬剤

Diflucortolone valerate外用剤(ネリゾナユニバーサルクリーム)の治効比較成績—フルオシノニド,プロピオン酸クロベタゾールクリームとの比較

著者: 武田克之1 重見文雄1 野本正志1 山本忠利2 佐川禎昭3 斉藤一夫4 石塚秀実5

所属機関: 1徳島大学医学部皮膚科学教室 2徳島県立中央病院皮膚科 3小松島赤十字病院皮膚科 4徳島市民病院皮膚科 5日本シエーリング(株)

ページ範囲:P.653 - P.659

文献概要

 皮膚科領域の治療に,今なお外用療法の果たす役割は大であり,その主流はコルチコステロイド軟膏による外用療法といえよう.近年,局所専用で消炎効果のすぐれたコルチコステロイド(以下コルチコイドと略記)が相次いで開発され,新しい外用コルチコイド剤として提供されてきている.
 今回私らは,日本シエーリング株式会社から新しいコルチコイド外用剤ネリゾナユニバーサルクリーム(主成分:吉草酸ジフルコルトロン)を提供されたので,大学医学部附属病院および3公立病院の皮膚科においてその臨床応用を試みた.その際,本邦において局所抗炎症作用の最も強いことが実証されているプロピオン酸クロベタゾールクリームならびにフルオシノニドクリームとの治療効果をhalf side testで比較したのでその成績を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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