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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科34巻7号

1980年07月発行

文献概要

印象記

第79回日本皮膚科学会に参加して

著者: 地土井襄璽1

所属機関: 1島根医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.660 - P.662

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 4月1日から日本で10番目の政令都市に移行した広島市て,4,5,6と3日間にわたり,第79回日本皮膚科学会学術大会が,矢村卓三広島大学教授の会頭のもとで開催された.
 2年前,次々回は矢村会頭でとの決定のあった際,早速,会場,期日の選択が問題になった次第である.広島市は意外に学会場となるような公共施設の貧弱な所であり,2〜3の候補はあるものの,いずれも帯に短かしたすきに長しの感があった.その中で結局は,広島の代名詞である原爆都市の特徴を生かして,爆心地に近い平和公園にある広島市公会堂が主会場として選ばれた.しかし,この際問題になるのは近くに第Ⅱ会場としての適当な施設が存在しないことであったが,これは,橋を渡って頂くようで多少不便ではあるけれども,対岸にある中国新聞社の7階講堂を利用することとした.幸いなことは,昭和30年に丹下健三氏設計で建築された公会堂がいささか古びてきたので,近々改築の予定になっているため,併設されていた新広島ホテルが数年前より営業を中止しており,その場所が展示会場のような小会場あるいは会議室に利用できることであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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