icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科34巻8号

1980年08月発行

原著

Subepidermal Calcified Nodule—頻回に続発した1例ならびに本邦報告例の集計結果

著者: 緒方明詔1 友田哲郎1 菊池一郎2

所属機関: 1国立熊本病院皮膚科 2宮崎医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.721 - P.726

文献概要

1)11歳女児の典型的subepidermal calcified noduleを報告した.
2)本例は左膝蓋のみに16回も続発をくり返していることが特徴であった.
3)組織学的にtransepidermal eliminationの像が著明であり,佐藤32)のいうelimination dermatosisの1つといえる.
4) Transepidermal elimination現象を利用した針での表皮のはねのけ治療が著効を示した.
5)本邦48例を集計し,その特徴を述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら