icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科35巻11号

1981年11月発行

原著

局所型多発性グロムス腫瘍

著者: 林葉子1 西島明子1

所属機関: 1東京女子医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.1021 - P.1026

文献概要

 右母指球の蔓状腫瘤を呈した44歳女子例を紹介し,内外51例の局所型多発性グロムス腫瘍の報告を集録した.
本腫瘍は局在して発生する青ないし紫色の蔓状腫瘤で,自発痛を欠くが圧痛はあり,真皮深層から皮下深層や筋肉にまでおよぶものもある.紅織は多くが単発型と同様,大小の血管腔を囲むグロムス細胞よりなる集塊を呈する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら