icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科35巻12号

1981年12月発行

原著

胸骨部骨関節炎を伴った急性汎発性膿庖性細菌疹

著者: 水谷仁1 清水正之1 浅野正文1 中田和光1

所属機関: 1三重大学医学部皮膚科学教室 2松阪中央病院整形外科

ページ範囲:P.1111 - P.1115

文献概要

 急性扁桃炎後に発症し,抗生物質と非ステロイド系消炎剤により軽快し,その後再発をみない52歳,女子の胸骨部骨関節炎を伴う急性汎発性膿疱性細菌疹例を経験した.本例は,急性汎発性膿疱性細菌疹と掌蹠膿疱症及びその周辺疾患群との間に,病因論的に病巣アレルギーという共通点がみられることのほか,随伴症状として骨関節症状といった共通点が見出されることを示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら