icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科35巻3号

1981年03月発行

原著

雪状炭酸圧抵療法を受けた太田母斑上に生じた基底細胞上皮腫

著者: 山路和彦1 吉江治彦1

所属機関: 1信州大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.249 - P.252

文献概要

 約8年間雪状炭酸圧抵療法を受けた太田母斑上に,10年後,基底細胞上皮腫が発生した22歳男子例を報告した.雪状炭酸圧抵療法部位に生じた基底細胞上皮腫は,本邦では現在までに5例報告されている.これらの報告例はいずれもより若年で基底細胞上皮腫が発生しており,結節型腫瘍となることが特徴である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら