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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科35巻8号

1981年08月発行

薬剤

湿疹・皮膚炎群に対するパンカルGの有用性の検討—パントテン酸カルシウムを対照としたクロスオーバー法による二重盲検試験

著者: 渡辺靖112 石原勝2 神保有光2 佐久間将夫3 葛西庸子3 高橋久4 竹島真徳4 滝野長平5 戸田浄6 井村真6 富沢尊儀7 西脇宗一8 北島拓弥8 野波英一郎9 堀江直茂9 紫芝敬子9 園田民雄9 本田光芳10 松窪由美10 山本達雄11 永島敬士12 伊藤一成12 横山美保子12 橘直矢13

所属機関: 1パンカルG臨床調査研究会 2東邦大学 3佼成病院 4帝京大学 5九段坂病院 6東京逓信病院 7関東労災病院 8関東中央病院 9関東逓信病院 10日本医大第2病院 11養育院付属病院 12中央鉄道病院 13東大分院

ページ範囲:P.769 - P.775

文献概要

はじめに
 ビタミンB群の薬剤は多くの皮膚疾患に使用されており,なかでも湿疹・皮膚炎群に対してその有効性が評価されている.
 B群薬剤のうち,パントテン酸は皮膚ビタミンとしてよく知られ,ひろく利用されているが1.2),実際臨床面においてはV.B2,V.B6,ニコチン酸アミド,パントテン酸カルシウムなどいわゆるビタミンB群の配合剤が各種皮膚疾患に対してより有効であることが数多く報告されている3〜8)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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