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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科35巻8号

1981年08月発行

印象記

アメリカ研究皮膚科学会(SID)ならびに太平洋皮膚研究会(PSRC)の印象記

著者: 鈴木啓之1 鎌田英明1 古谷和子1

所属機関: 1日本大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.776 - P.779

文献概要

 4月の終りから5月の始めにかけて,AFCR,SID,PSRCの学会が相次いでサンフランシスコで開かれた.幸い,それらの学会に出席する機会をえたので,その折の印象をまとめてみたい.
 先ず4月26,27日にわたりAFCR(American Federation for Clinical Research)が開かれた.AFCRは多くの部門に分れていて,そのうちのひとつがDermatology部門である.会場はSt. FrancisホテルとHiltonホテルで,infectious diseaseとかhematologyの部門なども同じホテルで同時に開催されていた.AFCRでの発表資格は原則的に40歳以下という年齢制限があり,それゆえ若手研究者の登龍門の趣きがある.本年は口演24題,展示発表10題が発表された.毎年,日本からの演題も数題発表されるが,今年はどういうわけか日本からの発表は1題もなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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