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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科36巻1号

1982年01月発行

原著

網状肢端色素沈着症について

著者: 金本雄介1 池永実1 小菅正規2 磯久一郎3 石橋康正4

所属機関: 1横浜逓信病院皮膚科 2代々木診療所皮膚科 3東京都臨床医学総合研究所循環器部門 4東京大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.47 - P.54

文献概要

 Acropigmentatio reticularisは昭和18年に北村がはじめて報告して以来,今日まで自験例を含め56例の報告がみられた.今回典型的な皮疹を示す2家系の本症を経験し,電顕的観察で色素斑部にgiant melanosomeが認められた.又,文献記載を総括したところ,木症はかならずしも完全浸透を示す常染色体優性遺伝疾患とはいえず,又,東部日本を中心に発生する傾向がみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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