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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科36巻11号

1982年11月発行

文献概要

原著

Reticulohistiocytomaの2例

著者: 石田均1 田中俊宏1 戸田憲一1 荻野篤彦1 牧野京子2 岡田弘2

所属機関: 1国立京都病院皮膚科 2国立京都病院内科

ページ範囲:P.1061 - P.1066

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要約 症例1:71歳,男子.約半年前より手指背側,次いで膝,足背,臀部,手掌に一見疥癬を思わせる瘙痒性丘疹を生じた.関節症状および全身症状はみられなかった.症例2:62歳,男子.背部に孤立性の丘疹を生じ.腹部,鼠径部,肘,下腿伸側にも発症した.5年の経過後より扁桃肥大および表在リンパ節が腫脹し,病理組織学的に悪性リンパ腫と診断された.なお,両症例とも播種状丘疹は組織学的にreticulohistiocytomaであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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