icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科36巻11号

1982年11月発行

原著

1卵性双生児兄弟にみられたBourneville-Pringle母斑症

著者: 森田秀樹1 森田美智子1 杉浦久嗣1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院皮膚科

ページ範囲:P.1103 - P.1107

文献概要

 Bourneville-Pringle母斑症をもつ1卵性双生児例を報告した.症例は15歳の1卵性双生児の兄弟で,兄は中学卒で定職なく,弟は高校に進学しているが学業成績は下位である.兄弟とも本症に定型的な臨床像を呈した.顔面のいわゆる脂腺腫につき,電顕的に観察を行なった.その結果,真皮上層にリンパ球様小円形細胞とともにfibroblast様の明調及び暗調の2種類の細胞が観察された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら