文献詳細
文献概要
原著
顔面に生じた単発性汗孔角化症の1例
著者: 城野昌義1 小野友道1
所属機関: 1熊本大学医学部皮膚科教室
ページ範囲:P.1161 - P.1163
文献購入ページに移動1)34歳,女性.約2年前より顔面に発生した単発性汗孔角化症の1例を報告した.
2)組織所見ではcornoid lamellaを有する典型的汗孔角化症の像を示したが,真皮上層の小円形細胞浸潤が著明であった.
3)臨床像ではいわゆる汗孔角化症4グループ i)classic plaque porokeratosis,ii)disseminated superficial actinic porokeratosis,iii)superficial disseminated eruptive porokcratosis,iv)linear or systematized porokeratosisの何れとも異なる所見が認められた.
4)最近ThomsenらやMehreganらが主張している様に,1つの独立疾患ないしは病型として検討する必要があると考える.
2)組織所見ではcornoid lamellaを有する典型的汗孔角化症の像を示したが,真皮上層の小円形細胞浸潤が著明であった.
3)臨床像ではいわゆる汗孔角化症4グループ i)classic plaque porokeratosis,ii)disseminated superficial actinic porokeratosis,iii)superficial disseminated eruptive porokcratosis,iv)linear or systematized porokeratosisの何れとも異なる所見が認められた.
4)最近ThomsenらやMehreganらが主張している様に,1つの独立疾患ないしは病型として検討する必要があると考える.
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