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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科36巻6号

1982年06月発行

原著

局面型サルコイドーシスの2例—骨格筋生検にてサルコイド結節を認めた1例を含めて

著者: 内山紀子1 進藤泰子1 藤井光子2

所属機関: 1信州大学医学部皮膚科教室 2秦野赤十字病院皮膚科

ページ範囲:P.589 - P.594

文献概要

 サルコイドーシス(以下サ症と略記)は病因不明の多臓器性肉芽腫疾患である.今回局面型の皮疹を伴ったサ症の2例を経験し,そのうちの1例に大腿四頭筋生検において筋肉内にサルコイド結節を認めた.
サ症における,外国と本邦の無作為骨格筋生検の肉芽腫陽性患者について若干の文献的考察をし,サ症診断の一手段としての無作為骨格筋生検の有用性を述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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