icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科36巻7号

1982年07月発行

文献概要

原著

Microsporum canis感染症と愛玩動物—感染源動物の統計と愛玩動物の実態調査

著者: 笹川和信1

所属機関: 1笹川皮膚科

ページ範囲:P.695 - P.700

文献購入ページに移動
 人獣共通感染症で,zoophilic dermatophyteでもあるM.canis感染症では,感染源としての愛玩動物にも眼を向けなければならない.
感染源動物の統計では,ネコが圧倒的に優位で,品種は首位である雑種の台頭が著しく,純血種ではシャムネコが多かった.
感染源でネコが多い理由は,ヒトとの接触頻度が高く,濃厚接触することが主要因であるが,他の原因も関与していることが考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?