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文献概要
原著
Microsporum canis感染症と愛玩動物—感染源動物の統計と愛玩動物の実態調査
著者: 笹川和信1
所属機関: 1笹川皮膚科
ページ範囲:P.695 - P.700
文献購入ページに移動 人獣共通感染症で,zoophilic dermatophyteでもあるM.canis感染症では,感染源としての愛玩動物にも眼を向けなければならない.
感染源動物の統計では,ネコが圧倒的に優位で,品種は首位である雑種の台頭が著しく,純血種ではシャムネコが多かった.
感染源でネコが多い理由は,ヒトとの接触頻度が高く,濃厚接触することが主要因であるが,他の原因も関与していることが考えられた.
感染源動物の統計では,ネコが圧倒的に優位で,品種は首位である雑種の台頭が著しく,純血種ではシャムネコが多かった.
感染源でネコが多い理由は,ヒトとの接触頻度が高く,濃厚接触することが主要因であるが,他の原因も関与していることが考えられた.
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