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尿毒症性瘙痒症に対する紫外線療法
著者: 中村雄彦
所属機関:
ページ範囲:P.713 - P.713
文献購入ページに移動 1975年Saltzer1)は,尿毒症性瘙痒症の患者に紫外線照射を行い,8例中7例に有効であったと報告している.
その後1977年Gilchrestら2)が追試を行い,やはりその有効性を認めている.彼らは,慢性腎不全で4ヵ月から8年の間血液透析を受けていて,2ヵ月以上瘙痒を訴え中ており,通常の注射,内服薬,外用剤などによる瘙痒に対する治療が無効であった18例(男11,女7)の患者を対象とした.
その後1977年Gilchrestら2)が追試を行い,やはりその有効性を認めている.彼らは,慢性腎不全で4ヵ月から8年の間血液透析を受けていて,2ヵ月以上瘙痒を訴え中ており,通常の注射,内服薬,外用剤などによる瘙痒に対する治療が無効であった18例(男11,女7)の患者を対象とした.
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