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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科36巻8号

1982年08月発行

文献概要

原著

Cutaneous(Dermal)Noduleの見られた慢性関節リウマチの1例

著者: 木村恭一1 原泉2 藤田甫3 福代新治4

所属機関: 1香川県立中央病院皮膚科 2香川県立中央病院内科 3香川県立中央病院病理 4岡山大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.751 - P.755

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 58歳,男子.免疫血清学的にも種々の所見を有した関節リウマチ患者に,皮内型リウマチ結節を多数生じ.特異な潰瘍性変化が認められた.これは真皮結合織の強い滲出性反応に基づく壊死によるものであったが,血管炎の所見は見られなかった.皮内結節の出没は,リウマチ炎症の活動性をよく示すパラメータと思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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