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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科37巻12号

1983年12月発行

原著

I-cell病(Mucolipidosis Type II)の1例,特にOculocutaneous Albinismとの関連について

著者: 沢村大輔1 橋本功1 帷子康雄1 佐藤雄一2 武部幸侃2

所属機関: 1弘前大学医学部皮膚科教室 2弘前大学医学部小児科教室

ページ範囲:P.1097 - P.1103

文献概要

 先天性汎発性色素減少を伴う8カ月の女児,検査成績と合わせてI-cell病(Mu—colipidosis type II)と診断した.自験例が眼症状として羞明を伴うこと,ならびに本邦19例中14例に皮膚の色素減少が記載されていることより,本症はoculocutaneous albinism(以下OCA)の範疇に含めてよいと考えられる.よって本症をOCAの1型として加えることを提唱したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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