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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科38巻11号

1984年11月発行

文献概要

原著

アルゴン・ダイ・レーザー療法後に生じたヘマトポルフィリン誘導体による光線過敏症

著者: 児島孝行1 長谷川隆1 神津照雄2

所属機関: 1千葉大学医学部皮膚科教室 2千葉大学医学部第二外科教室

ページ範囲:P.1031 - P.1035

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 悪性腫瘍の治療のためにアルゴン・ダイ・レーザー療法を施行し,その際静注したヘマトポルフィリン誘導体によって発生した光線過敏症の5例を報告した.作用波長は長波長紫外域から500nm以上の可視光にまで及んでいた.個体差はあるものの,光線過敏性は1カ月ないし1カ月半持続した.同療法を実施する際には,この間,遮光,β—caroteneなどの光防禦が必要と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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