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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科38巻4号

1984年04月発行

文献概要

原著

手指の著しい変形を来した尋常性狼瘡

著者: 藤垣奉正1 田中壯一1 広永正紀1 上原正巳1 渡辺昌平1 立脇憲一2

所属機関: 1滋賀医科大学皮膚科教室 2滋賀医科大学臨床検査室

ページ範囲:P.361 - P.365

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 初発疹が右手背に出現してより,61年間適切な治療を受けずに経過したため,右上肢に著しい変形をきたし,また発病より58年を経てから躯幹等に乾癬様の落屑性紅斑局面が多発した尋常性狼瘡の1例を報告した.本症における皮疹の発生機序ならびに真性皮膚結核の治療について,若干の文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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