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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科38巻5号

1984年05月発行

原著

熱傷瘢痕上に有棘細胞癌と並列して生じたMalignant Fibrous Histiocytoma

著者: 小原淳伸1 荒田次郎1 山本康生1

所属機関: 1高知医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.443 - P.446

文献概要

 84歳,女.79年前,左腰〜下肢にかけて熱傷をうけ瘢痕治癒したが,同部に有棘細胞癌による潰瘍性病変が生じ,それに並列して肉腫様増殖が生じた.この肉腫様病変は組織学的にmalignant fibrous histiocytomaと考えられた.同部を広範囲に摘出し,以後1年間再発をみていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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