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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科38巻6号

1984年06月発行

原著

モノクローナル抗体により組織内リンパ球サブセットを検討したサルコイドーシスの1例

著者: 森田秀樹12 森田吉和1 相模成一郎2

所属機関: 1天理よろづ相談所病院皮膚科 2兵庫医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.555 - P.557

文献概要

 53歳女性の皮膚サルコイドーシス病巣部における組織内リンパ球サブセットを,モノクローナル抗体Leu−1, Leu−2a, Leu−3a, Leu−4を用いて検討した.その結果,肉芽腫病巣内に多数のLeu−1, Leu−3a, Leu−4陽性細胞と少数のLeu−2a陽性細胞が見出された.以上の結果により,サルコイドーシスの病態にTリンパ球のうちの,特にhelper T細胞が関与している可能性が示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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