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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科39巻12号

1985年12月発行

原著

趾に生じた表在拡大型悪性黒色腫—スタンプ螢光法および病巣中5-S-cysteinyldopa測定による悪性黒色腫の術中迅速診断法について

著者: 森嶋隆文1 兼松秀一1 深田栄俊1 長島典安1 花輪滋1 佐々木憲孝2

所属機関: 1日本大学医学部皮膚科教室 2春日部市立病院皮膚科

ページ範囲:P.1077 - P.1081

文献概要

 右第1趾という稀な部位に発症した表在拡大型悪性黒色腫の47歳,男性例を経験し,以下の興味ある知見を得た.1)病巣割面からのスタンプ螢光法が悪性黒色腫の術中迅速診断法として極めて有用であること,2)小潰瘍面からの擦過標本に対するスタンプ螢光法が黒色腫の術前診断に役立つこと,3)病巣中5-S-CDの測定による黒色腫の生化学的迅速診断法が可能であることなどである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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