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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科39巻4号

1985年04月発行

文献概要

原著

脊髄髄膜瘤に合併した先天性皮膚洞の1例

著者: 沢山幸正1 渡辺真史2 西沢修一3 渡辺正人3 森修一3 佐藤勇3 佐藤進3

所属機関: 1山形県立中央病院形成外科 2山形県立中央病院小児科 3山形県立中央病院脳外科

ページ範囲:P.351 - P.354

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 生後13日女児の腰仙部にみられた脊髄髄膜瘤に合併した先天性皮膚洞の1例を報告した.本症は放置により重篤な神経症状を呈してくることが知られ,可及的早期の診断,治療が必要である.また本症の好発部位である腰仙部は,比較的中枢神経に関する奇形が多発するが,これらは神経症状とともに皮膚症状を呈することが多く,日常皮膚科診療でも目にふれることがあると思われ報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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