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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科39巻6号

1985年06月発行

原著

環状紅斑を伴った皮膚筋炎の1例

著者: 横山愛子1 安田和正1 平野京子1

所属機関: 1東京女子医科大学第二病院皮膚科

ページ範囲:P.461 - P.464

文献概要

 49歳,女性.顔面,両上腕の発赤,腫脹に始まり四肢の筋力低下出現.血中筋酵素の著明な上昇や筋生検所見と筋電図による筋原性の変化などより皮膚筋炎と診断したが,背部に持続性環状紅斑を伴う.持続性環状紅斑の原因と考えられるものとして悪性腫瘍,薬剤,感染,免疫異常があげられるが,前3者に対しては確認されず,皮膚筋炎に伴ったものと考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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