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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科39巻6号

1985年06月発行

原著

Piebaldismの2例

著者: 石井則久1 佐々木哲雄1 川口博史1 内山光明1 中嶋弘1

所属機関: 1横浜市立大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.469 - P.473

文献概要

 Piebaldismの2例について報告した.第1例(1歳,男児)は前額部の髪際に白斑と白髪,腹部と下肢に白斑があった.第2例(4歳,男児)は前額部の髪際に白斑と白髪腹部と四肢に白斑があった.組織学的には2例とも白斑部にメラノサイトとメラニン顆粒を認めず,Fontana-Masson染色,S−100蛋白染色はいずれも陰性であった.2例とも経過とともに白斑の縮小,白斑内の色素斑の増大と数の増加がみられた.また本邦におけるpiebaldismの統計的観察を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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