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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科39巻7号

1985年07月発行

文献概要

原著

抗けいれん剤による薬疹—Carbamazepine"Tegretol"による自験例を中心に

著者: 尾立冬樹1 渥美令子1 南光弘子1

所属機関: 1東京厚生年金病院皮膚科

ページ範囲:P.577 - P.581

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 22歳,男性.18歳より側頭葉てんかん.1年前より各種抗てんかん剤にて加療中であったが,カルバマゼピン(テグレトール)に変更約1カ月後に紅斑性丘疹が出現し紅皮症様症状となった.皮疹軽快後,リンパ球刺激試験,patch testの両検査にてカルバマゼピン陽性を示す.自験例を中心に種々の抗てんかん剤による薬疹について,その臨床型,発生機序に考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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