文献詳細
原著
文献概要
40歳,女子の鼠径部に発生した子宮内膜症の1例を報告した.乳児期に右鼠径ヘルニアの手術を受けた.その後,手術瘢痕部に月経に一致する疼痛を覚え,1年前から硬結が出現,点状出血をみるようになった.組織学的に子宮内膜症の特徴ある腺腔構造と間質が認められた.抗ゴナドトロピン剤であるダナゾール投与により,経過観察中である.鼠径部子宮内膜症の本邦における報告例を集計し,若干の考察を加えた.
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