文献詳細
原著
文献概要
59歳,男.包茎があり,35歳の時,輪状切開術を受けた.29歳頃より陰茎亀頭から包皮下面にかけて淡紅色萎縮斑が発生.48歳の時施行した生検皮膚の組織像は硬化性萎縮性苔癬からロイコプラキーへの移行の像を示した.そして59歳再診時には,臨床的に一部が角化性浸潤局面を呈し,組織学的に扁平上皮癌と確定した.文献的に,硬化性萎縮性苔癬は外陰部に生じた場合,ロイコプラキーを経て外陰癌に移行する頻度が高い.
掲載誌情報
原著
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら