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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科41巻9号

1987年08月発行

原著

特異な皮膚症状を呈したHypereosinophilic Syndromeの1例

著者: 藤原愉高12 中北隆1

所属機関: 1高松赤十字病院皮膚科 2岡山大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.661 - P.664

文献概要

 30歳,女性臨床的には発熱と共に生じる脂肪織炎様の浸潤性紅斑,繰り返し出没する膿瘍およびその治癒後に形成される陥凹局面を特徴とし,末梢血好酸球増加,IgE高値,筋酵素の上昇を伴う.組織学的には真皮浅層から筋層に亘る広範な血管周囲性の好酸球浸潤を認めた.自験例は従来報告されているhypereosinophilic syndromeに記載のない特異な皮膚症状を呈したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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