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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科42巻11号

1988年11月発行

原著

先天性皮膚欠損症の1例

著者: 南口洋子12 早川和子1 川津友子1

所属機関: 1関西労災病院皮膚科 2大手前病院皮膚科

ページ範囲:P.1069 - P.1072

文献概要

 生後1日,男児.生下時より左下肢に広範な皮膚欠損が存在.病理組織学的所見にて表皮細胞の変性,基底膜の欠損,真皮層の菲薄化,皮膚付属器,膠原線維,弾性線維の減少を認めた.0.1%エリスロマイシンアズノール軟膏の塗布にて25日後に上皮化し,5カ月後には軽度の瘢痕を残して治癒するも,患肢脛骨に6mmの短縮を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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