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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科42巻12号

1988年12月発行

文献概要

原著

被包性脂肪壊死性結節(菊池)の1例

著者: 江副和彦1 生野麻美子1 吉本信也2

所属機関: 1埼玉県済生会川口総合病院皮膚科 2昭和大学医学部形成外科学教室

ページ範囲:P.1139 - P.1143

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 47歳男子の右大腿に小指頭大,弾性硬で表面平滑に触れる単発性皮下結節を認めた.摘出時,皮下脂肪織深部に乳白色の被膜を有する腫瘤を認め,組織学的には壊死に陥った脂肪細胞巣が結合織で被包されていた.変性した脂肪細胞膜は蜂巣状から一部は絨毛状,唐草模様状を呈し,パラフィン切片を用いた脂肪染色で陽性所見を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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