icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科42巻2号

1988年02月発行

原著

Riga-Fede病の3例

著者: 関太輔1 諸橋正昭1 勝山豪2 古田勲2

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部皮膚科教室 2富山医科薬科大学医学部歯科口腔外科教室

ページ範囲:P.107 - P.110

文献概要

 Riga-Fede病の3例を報告した.症例1:1歳2カ月,女児.正常萌出した下顎乳中側切歯(以後BBと略す)により舌下面に潰瘍を生じた.症例2:1カ月半,女児.出生時より萌出していた下顎乳中切歯(以後AAと略す)により舌下面に潰瘍を伴う腫瘤が出現.症例3:8カ月半,男児.正常萌出したAAにより舌下面に潰瘍を伴う腫瘤が出現.3例とも原因歯の歯切縁の研磨削合ならびに舌下面への口腔用軟膏の塗布にて軽快した.本症の原因,診断,治療などについて文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら